忘れられない歯医者 | acacia日記

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迷走から抜け出せない歯について。パニック障害や不安症を抱えて生きる40代主婦の心の内。

これは20数年前の話。

田舎の小さな歯科。

なかなか忘れる事ができない歯科の話です。


その歯科医は当時40代くらい。

私は3ヶ月の試用期間有りで、

受付事務兼助手として採用されました。


スタッフは歯科衛生士さんや助手さん含めて5人くらい居たと思う。


初日、

まず治療の見学という事で歯科医とスタッフの横に付きました。

患者さんは椅子に座って目にタオルをかけて口を開けてます。

すると、歯科医がスタッフに向けてなんかわからないジェスチャーをしました。

そして声を出さずに笑う、、、


そう、患者をバカにして笑っていたんです。


口の中を見てか容姿を見てか忘れたけど、

タオルをかけて無防備な状態の患者さんを指差してスタッフと一緒に笑ってたんです。


え、、、


固まりました。


意味わかんない。

何も面白いことないよ。

笑えることなんて何もない。 


こわー

大人って。

歯医者ってこわー。


まだハタチくらいの私の気持ちは

そんな感じでした。


結局すぐにその仕事は辞めました。


それから数年後、その歯科は閉院。

理由は診療報酬の不正請求でした。


不正請求までしてたんですね。


辞めてよかった。


ただ、その歯科、5年ほど前にひっそりと名前を変えて同じ場所で開院してました。

息子さんがしているそうです。


こわー、、、チーン