おはようございます。
先日最後の編成が運用離脱した名鉄1700系。
昨日は改造前の1600系について振り返ってみました。
今日は1700系について振り返ってみます。
8両ずつ2回輸送されました。専らホキを牽いていたデキ400がこの日は来たので驚きました😳
装いも新たに更に活躍を続ける…そう思われましたが…。
元々1600系はモーター車1両で付随車2両を繋いでいたので名鉄一ハイパワーなモーターを搭載していました。1700系になっても走行機器はそのまま使っていたので一般席車両側と協調がうまく取れずに不具合や故障を起こすことも度々あったみたいです。客室設備も定員が違うなどあり、名鉄は1700系を2200系特別車に置き換えることを決めます。
2019年にまず2本4両の2200系特別車が作られて1703編成と1704編成が離脱し、車両は活用されることなく解体処分となりました。
そして2020年11月に残る4両が搬入されて先に1701編成が離脱し、まもなく2231編成として出場します。
そして最後まで残った1702編成が2月10日に舞木検査場に入場し1600系〜1700系として約22年間の“車生”を終えることとなりました。
鉄道ファンは好きな方も多い“前パン”だったり、名鉄には珍しい厳つい感じの顔だったり、落ち着いた車内だったり、走行音だったりいろいろな要素からファンに愛された車両でしたが名鉄の数々の“政策変更”に翻弄された車両となってしまいました。
この車両に限らず名鉄の指定席車(特別車)は短命に終わることも多いですよね…。
ということで22年間お疲れ様でした。