昨日(2024年5月24日)、自民党の改憲の策動に断固反対するvoiceの署名を内閣総理大臣、衆議院憲法審査会、参議院憲法審査会に提出しました。皆さまのご協力ありがとうございました。

 

 

令和6年5月24日

 

内閣総理大臣 岸田文雄 殿

 

日本政府に、憲法改定に断固反対する署名及びコメント

 

 

提出者 氏名 渋沢 久美子 外687名

住所 〒289-2311 千葉県香取郡多古町(略)

一 要旨

今、私達日本人は、基本的人権や自由を奪われようとしています。国民が何も知らないうちに憲法審査会が行われていました。

まず、国民主権の国が、国民を蔑ろにした天皇主権の国にするように憲法が変えられようとしています。なぜ今、「天皇主権」なのですか。それで天皇陛下はお喜びになられますか。

私たちは改憲に断固反対します! 

 

自民党の改憲草案は現憲法第97条削除を決定しています。第97条では、「基本的人権は侵すことのできない永久の権利」として「基本的人権が信託」されることが明記されています。第97条は「憲法の核心」であり、「憲法が最高法規である実質的な根拠そのもの」です。その大事な「基本的人権」という「憲法の核心の部分」が骨抜きにされ、その代わりに緊急事態条項というとんでもないものが導入されようとしています。現憲法の核心と真逆にあるものです。

私たちは緊急事態条項に断固反対します!

 

緊急事態条項とは、

何ができるかは、内閣が「独断で」決めることができてしまい、国民は従わないと「投獄」されることも可能になります。結論として、“集会・結社・言論・報道の自由”がなくなります。太平洋戦争時や今のウクライナにおける戦時体制となんら変わりがありません。「国会の事前同意が不要となり、選挙で民意を問うこともできません。」この状態を無限に続けることが可能となり、私たちはずっと独裁的な政治の中で、不当な法に縛られることになります。

私たちは緊急事態条項に断固反対します!

 

私たちは改憲に断固反対します! 

自民党の改憲草案では改憲で日本が戦争のできる国にしようとしています。しかしながら、

「戦争は絶対に嫌です!! 悲惨でしかない、何も生み出さない、無駄な戦いで命を奪われる人がいなくなりますように。 人間のせいで巻き込まれる動植物も可哀想です。 子ども達が何の心配もなくのびのび生きていける世界にしていきたいです。」それが国民の切なる願い、悲願なのです。

一連の改憲の策動は裏金問題、脱税問題等さまざまな不祥事により国民の支持が無くなり選挙で戦えなくなった自民党の窮余の策だということは明白で、これではあまりにも姑息で国民を愚弄し過ぎです。また、令和6年能登半島地震発生直後に本来震災復興に注力すべきところ、大震災のどさくさで改憲発議とは噴飯もので、自民党は解党し、自民党議員は全員辞職すべきところ。

少なくとも不祥事で汚れた不法な自民党による憲法審査会は論外で、直ちに解散を求めます。

 

以上が、日本政府に、自民党の改憲草案による改憲に断固反対し、特に緊急事態条項に断固反対し、憲法審査会の解散を断固要求することをお伝えする要旨です。

 

 

二 要請事項
  1 自民党の改憲草案による改憲に断固反対します。

  2 自民党の改憲草案による改憲で緊急事態条項を導入することに断固反対します。

  3 1及び2を確実にするために憲法審査会を直ちに解散することを求めます。