温室効果ガスとは、

『赤外線を吸収する能力をもつ気体、大気中に存在すると地表からの熱放射を妨げる温室のガラスの役割をもつ気体』だそうです。

 

メタン,亜酸化窒素,対流圏のオゾン,フロン等の工業ガスも挙げられ、これらはCO₂より高い赤外線吸収力があり、

増加傾向にある為、排出量の規制もあるようですが、現時点では量から言ってCO₂が一番の問題です。

 

大量のCO₂を生産するアルコール発酵は温暖化の一因なのでしょうか。

 

結論から言うと『違います』。

 

発酵により排出されるCO₂と同量を葡萄の樹は光合成により取り込みます。

 

光合成とは光エネルギーを使って水と大気中のCO₂から炭水化物(糖やデンプン)と酸素を生成して大気中に供給する植物の作用です。

こうして作られた炭水化物から微生物の働きによりCO₂が作られても、また光合成により炭水化物へと再合成されて行きます。

発酵もまた自然界の分解作業の一つでバランスを崩すものではありません。

 

しかし、トラクターが唸りを上げ、農薬をまき散らし、他の植物の繁殖の場を奪うワイン畑は自然環境に良いとはとても言えないと思います。

人が安定した豊かな暮らしの為に森林を切り開いて行きます、その木は燃料として燃やされ、森林面積の減少は光合成の絶対量の減少に直結します。

『人と自然に優しく』あるべきワインですが、人が生活すれば環境破壊につながります。