糖度(Oe°エクスレ)、つまり夏の日照時間で等級の決まるドイツワインは、
高い等級 → 暑い夏 → 低酸度
といった傾向にあります。
温暖化は高い等級のワインを生み出しますが、バランスを崩し、品質の低下を招きかねません。糖と酸のバランスは良く言われる事ですが、それ以上に酸の組成にも目を向けるべきです。こういった意味で今後『酸マネージメント』はより重要になってきます。
今年は春先に訪れた寒気の被害はあったものの、その後の天候に恵まれ、枝の伸びも早く、果実の熟成も進んでいます。品種によっては色も付き始め、糖度も上がっているので早い収穫が予想されます。夜間もさほど気温も下がらない事から、酸度の低い年になりそうです。
補酸は今のところ許可されていませんが、収穫時期やブレンド、MLFの有無、『酸マネージメント』の観点から見ても、、良い葡萄を生かすも殺すも醸造次第です。

