偏西風と大陸性気候、更にメキシコ湾流の影響か?、ドイツの冬の空はどんより雲の日が多いです。
たまに訪れる放射冷却の朝、窓から見る青い空に誘われて散歩に出て見ると、玄関を出た瞬間に後悔しました。
いつもの散歩コースを1/3にカットしての軟弱コース。
ワイン畑では日に日に剪定が進んでいます。寒いからといって作業は休めません。スコップも刺さらない固く凍った土の上では厚手の靴下にインナー、防寒長靴を履いていても指先の感覚がなくなります。乾いた冷風が体温を奪って行きます。
ミスナール式によると低温下では湿度が高い方が体感温度は低くなるそうなのでドイツの乾燥した空気なら不快に感じないはずがやっぱり寒い。
熱エネルギーというのは大きい方から小さい方へ一方通行だそうです。
暖かい方から冷たい方へ熱が移って行きます。
放射冷却も、暖かいコーヒーが冷めるように、地球の熱が雲の遮り無く宇宙へと放たれて行くのだと思うと、ただの冬の散歩も(しかも軟弱コース)何か壮大なものに感じてきます。
