その発癌性が問題視されるアスベスト、60年代まではその耐久性、断熱性から『奇跡の鉱物』とも呼ばれ、建築資材として広く使われていました。

今でも古い工場ではその光沢の無い灰色を見掛ける事があります。

 

アスベストは石綿とも言う様に鉱物でありながら繊維状をしています。

この石綿繊維を長い間、大量に吸い込むと肺癌や中皮腫といった肺病被害の可能性があります。

 

この『奇跡の鉱物』、一世代前まではワインの製造にも濾過材として、よく用いられていました。現在ではセルロース、珪藻土、パーライトを用いますが、古い職人の話ではアスベストは安価で混濁物質の吸着に優れた良い濾過材だったそうです。

今では沈積型のフィルター自体あまり使われなくなって来ています。

アスベストの様に代用がきき、毒性のある材質に入り込む余地はありません。

 

ドイツでは2019年から都市部へのディーゼル車乗り入れを規制しますが、当時アスベストも同じ様な流れだったのでしょうか?!。

私の車もディーゼル車ですが、昨日まで良質の物が今日から毒物、仕方の無い事とはいえ、使う方は戸惑います。  が、ワインは『人と自然にやさしく』あるべきです。