今年はドイツの夏も猛暑でした。

連日の30℃越え、日が暮れても気温は下がりません。

一般家庭にクーラーの無いドイツでは寝苦しい夜が続きました。

 

夏だけではなく、春から天候に恵まれ、開花→結実と理想的に進み、雨の少ない、乾燥した夏はカビ病の心配も無く健康な果実を大量に収穫することが出来ました。

多過ぎたくらいで場所によっては『豊作貧乏』と言った感じです。

 

腐敗果は少ないものの、質的には理想的とは言えず、暑過ぎた夏は酸を切らせ、水不足による乾燥ストレスは成長/光合成を抑制して糖分が上がりません。

その結果、酸度も糖度も低い葡萄が大量に収穫され、村のワイン醸造協同組合(Winzergenossenschaft)では収穫2週間で葡萄の買い取りをストップしました。

更に、問題になるのが収量制限です。

ワインの等級/目的により異なる収穫量の上限が定められています。収量オーバーもしくはケラーのキャパの問題で収穫されないままの葡萄が多く畑に残されています。

 

葡萄果や原料ワインの値段は底値で取り引きされたにもかかわらず、ボトルワインの値段は下る事が無いのは何故なのでしょう。