こんにちは
 
今日も
アウェイ感バリバリのドイツドイツ
闘うワーママ
カイザー・ブロートです

 

 

 

 

 

先日、堀ちえみさんのブログから

ドイツのカギ事情について

お話ししました。

 

ベルリンで

自宅から締め出された人が

ドアを開けてもらうのに、

カギの専門業者に

1888ユーロ(約25万円)も

支払ってしまったという話です。

 

 

今日は、

もう一つのドイツのカギ事情について

書いてみたいと思います。

 

 

 

 

ドイツの一般家庭のドアは、

大体、外側からも内側からも

カギを挿し込むことができます。

 

ドアの外側、内側の両方に

同じ鍵穴がついています。

 

どういうことでしょう?

 

ドアに、日本のドアのような

内側からカギをかけるつまみが

ついていません。

※ちなみに、ドアノブはついていますが、

このドアノブ、回りません。

 

 

 

 

ドイツの玄関ドアは

オートロックが標準装備です。

 

オートロックなら、閉めてしまえば

そのドア、外からはもう開かないんでしょ?

別にカギはかけなくてもいいよね?

 

いいえ。

 

ドイツでは在宅の時は

カギをドアの内側の鍵穴から

挿しておきます。

 

ただドアを閉めただけだと

カギを開けることが得意な泥棒さんに

一瞬で開けられてしまいます。

 

出先から戻って、

外側からカギを挿してドアを開けて、

ドアを閉めたら内側の鍵穴に挿すなんて

なんだか不便な感じですよね。

 

ところがそうでもないのです。

 

カギを内側の鍵穴からさしておくと

 

家の中に入りたい人が、

外側からカギを挿し込んで

ドアを開けようとしても、

開けることができません。

 

日本で、

腕利きの泥棒さんが

外から道具を使って

簡単にサムターンを回すという番組を

見たことがあります。

 

 

 

 

ドアの内側からカギを挿し込んでおくと

外からカギを回すことができないのです。

 

合理的な防犯システムですね。

 

 

でも、このシステム、

 

ビックリマーク注意が必要なんです。

 

 

夜も更けてきました。

今日も忙しかったし、疲れたから

そろそろ寝ようかな・・・と

内側から鍵を挿して寝ます。

 

 

 

 

その後帰ってきたお父さんは

締め出されてしまって

家に入ることができません。

 

鍵穴に、内側から

カギが挿し込まれていて

外側からカギを挿し込み開けることが

できないのです。

 

 

 

 

ドイツでは、寝る前には、

家族全員が家にいることを確認してから

カギを挿さないといけないですね。

 

コロナ禍で、

ドイツでは空き巣被害が増えています。

 

忙しくても、

防犯にはくれぐれも気をつけましょう。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

今日も一日、頑張りましょう音譜