岩蛸狙い 戦術変更を検討 | 海川山野 漁人

海川山野 漁人

四季折々酒肴探求

キャッチ&イート派の自分の釣りで、初夏から初冬にかけて主要ターゲットの一つが岩蛸。

世間がアオリイカに狂う間こそ寧ろ狙い目で「タコ専」と自認する所。

旧式人間に属する自分の戦術は昔気質の「擦り釣り」

(自分の前の世代では釣り竿、釣り糸、リール無しの竹竿で挑む潔さ!!)

能登では立ち入り禁止、蛸釣り禁止のフィールドが増え始め、その上能登半島地震でポイント激変、全体的に浅くなり劣化。

新たな「付き場」を憶え込む労力、気力は最早無く。

地元金沢エリアでは釣れるポイントがほぼ立ち入り禁止、若しくは解放区域でさえ釣りの妨げになる障害物設置、、、

ガチガチの短竿、10000番のリールに40号の組糸、カニベイトの蛸舟20号

この感じのタックルで何十年間蓄積した「付き場」のデーター、拙いながらも練磨した腕も最早振るう場は無し。

アオリイカ狙いで岩蛸が掛かる事も僅かに有るので、ここに活路を求め「擦り釣り」を捨て去り「投げ釣り」に戦術を全面変更。

用いる疑似餌も20号から10号程度に小型化し、場合によっては更に蛸エギを新たに配備しエギングタックルで狙う事になりそうな、、、

長年をかけて漸く完成の域に達した経験則を全て捨て去り、全く新たな事に挑む。

しんどい事ではあれど「やりがい」はあると思う他無しか。