自分の幼少時、春秋の氏神様の祭礼時
楽しみの一っが祭礼の御馳走、とりわけ「笹寿し」がその関心事の焦点と言え、子供心に「えびす」(醤油味の溶き卵寒天)は嫌い、、、
祭礼も廃りつつある昨今、この時期「笹寿し」作りの風習だけが残ったカタチか。
幼少時は薄板だった物が、家庭用冷蔵庫の大型化の恩恵で年中笹の葉の保存が可能になり笹の葉に転換。
金沢市内では「桜えび」を入れる家庭が多い中、我が家は「紺海苔」「針生姜」
挟み込む魚は「鯵」が定番。
根ワサビが欲しい所ながら手持ち無く
「センナ甘酢漬け」を引っ張り出し。
土佐の産の新生姜で自分流の「ガリ」
郷愁の味覚、今味わえるこの有難さが身に沁み入り。