石徹白の大杉 白山中居神社 | 海川山野 漁人

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四季折々酒肴探求

阿弥陀ケ滝より檜峠を越え石徹白へ

弾丸日程ゆえ早くも夕刻に、白山中居神社を敢えて通り越し

対向車の来ぬ事を祈りつつ、石徹白川沿いの林道を白山登山口まで進み。

白山中宮長滝寺よりクルマで直行すれば一時間、かっての美濃禅定道を辿る参詣者、修験者達は一日がかりで漸く此処に着いたとの事、(23.7km)ここから白山山頂まで尚19km。

 

何よりも現代の俄かな登山ブーム、山ガールに浮かれる風潮と一線を画した雰囲気が此処には微かに感じ取られ!!

(自分の様なブームを嫌い、やたら目に付く山ガールや登山者を嫌い静寂の聖地を好む偏屈者は絶滅危惧種)

急な石段を(確か420段程)登り切ると杉の巨樹の木立が見え始め、眼前に「石徹白の大杉」

過酷な風雪に晒され別名「白杉」いかにも白山麓の古木らしく。

標高1000m越えの登山口には山葡萄の蔓。

古の参拝者もここで喉を潤した事かと「感謝」しつつ冷たい清水を頂き。

取って返して林道を降り、八反滝は残念ながら割愛。

白山中居神社に戻り

ここでも杉の巨木に圧倒され

残念ながら「石徹白の浄安スギ」「長走りの滝」も今回割愛、、、

白山神 菊理媛大神(画像はお借りしたイメージ)

「磐境」紀元前6000年より鎮座し続け人々の信仰の拠り所を成し。

(自分の地元の「磐境」)

夕刻の木漏れ日に打たれ新たな気力を得た様に感じ。

無念無想を心掛け神前に頭を垂れ

帰途は石徹白川を降る。

美濃、越前境は不明瞭な悪路の僻地、何故石徹白は岐阜県なのか!?の疑問も腑に落ち。