ゼンマイ採りの帰途「釣部町湧水公園」に立ち寄る。
この付近の丘陵地の谷間は湧き水が豊富で、金腐川流域の牧集落にも掘り抜き井戸から自噴が見られ。
その牧集落から釣部に向かい、集落で涌波方面に左折、直ぐに右手に傾斜のきつい登り坂の農道を登ると狭い駐車場アリ。
囲炉裏を備えた東屋と、加賀の千代女の句碑が眼を引き。
草むしつつも良く手入れがされており
花時季の過ぎた「水芭蕉」そして最近見かけなくなった「梅花藻」が金沢市内有数の群落を形成。
石組みを配した趣深い水路が谷間の奥の水源に続く模様。
水路を辿れば美しい「梅花藻」
この標高ではセンナは見られず、水芭蕉も恐らくは自生でない物と思われ。(近隣東原には標高100mに水芭蕉自生群落アリ)
水源手前には集落のひとが栽培している見事な「ノゼリ」
忽然と山腹から湧きだす様は見飽きる事無く、、、
散策を進めるにつけ、集落の人が如何にこの水源を大切にしている事を節々に感じ取り。
思いを新たに水路を眺めつつ帰途に就き。