摘み菜、コケ採り事始め | 海川山野 漁人

海川山野 漁人

四季折々酒肴探求

連休最終日、午前中は最寄りの釣り場金沢港の状況観測。

午後からは自宅より10分圏にある最寄りの丘陵地のフィールドに出向く。

先ず眼に留まったのが晴天続きに拘わらず小沢の濁り

能登全般と金沢の丘陵地は地盤が軟弱な地滑り地帯で構成されており被災地空撮の河川に注目すると漏れなく濁り水。

原流域の何処かで土砂崩れが起きている危険信号と考えるのがこの状況では妥当線。

(規模が大きい場合に谷を横断し泥のダムを形成、多めの降雨で満水、決壊、鉄砲水と言う最悪パターンが懸念される所)

一番水量の多い、本流筋は濁り見られず一先ず安堵。

急な尾根に取り付く、例年ならば50cm前後の積雪で銀世界の筈が殆ど雪無し。

この時期通常なら雪に覆われ、生えているのはヒラタケ、ムキタケ、ナメコ、エノキタケ程度に限られる筈が自分的に識別不可能品種も見られ、もちろんスルー。

(柄と傘アリ、有色のヒダ隔生、ツボ無し、ツバ無し、束生)

立ち枯れにヒラタケ見出し、そこらに落ちて居た枯れ枝を用い採取。

虫瘤無し、沢山要らないので一片のみに留め

金沢市街再至近(標高20m台)の山葵田は心なしか勢い無く

野芹を少しばかり摘み

山菜、きのこ事始め

波乱の年明けながら今季の平穏無事を祈り。