高校野球では、日本高野連の規定により12月1日~翌年3月8日まで対外試合禁止期間と定められています。アウト・オブ・シーズンとも呼ばれています。最近は、センバツ甲子園の開幕日を考慮し、理事会での承認を受けて「3月の第1土曜日」が対外試合解禁日となっているそうです。
日本高野連の承認を受ければ、海外交流などの試合も可能とのこと。また、この期間に紅白戦やOB戦は可能となっています。
12月に入り、海星でも冬季強化トレーニングに力をいれて取り組んで行きます。
選手自身の意識の持ち方次第でトレーニングの成果も変わってきますので、しっかり自覚を持って取り組んでもらいたいと思います。
グラウンド整備用の車内から練習を見つめる葛原アドバイザー。
シーズンオフになり、指導者研修会講師の依頼が続きます。
石川県高野連からの指導者研修会講師依頼文書。
指導者研修会レジュメの表紙。12月3日は石川県、12月9日は鹿児島県に向かいます。
【対外試合禁止期間の目的】
①地域間格差の解消…年間を通じて試合が行える地域とそうでない地域の不公平を防ぐため。
②学業への専念…一定期間試合を行わないことで、球児たちの勉強時間確保。
③健康管理・怪我の予防…身体的に成長段階でもある球児たちの体調管理やリカバリー期間の確保。
④冬季試合によるリスク軽減…気象条件の影響による事故や集団感染を防ぎ、球児たちの安全性を確保。