2009 夏のキーマンはオレだ №5
17 久志本 明典 選手 (くしもと あきのり)
3年 左翼手
①178cm73㎏
②右投右打
③羽津中
チーム1のパワーヒッターは、県内でも屈指の右の長距離砲。
春先からアーチを量産して好調をキープしている。
春季東海大会では、スタメン出場でヒットを打ちまくり、準決勝の東邦戦では豪快なアーチをたたき込んで長打力をアピールした。
苦手のスローイングもかなり安定したことで、俊足を活かした守備も自信がついた。
「チームの勝利に貢献したい」と久志本選手。
初戦で、強打の久志本選手がスタメン出場できなかったのも納得するプレーが久居戦では連発した。
海星の外野陣は、かなり広い守備範囲を誇る。
6回表、5番・吉岡選手が放ったライト線の当たりをライトの阪選手⑨が無駄のないラインで追って好捕。つづく7回表には、無死から久居6番の上田選手が放った左中間へのライナー性の当たりを、西川昌志選手⑦と中村祐貴選手⑧が接触しながらも西川選手が球を落とさずアウトにしたプレー。
ヒヤリとしたプレーではあったが、驚いたのは両選手とも打球に追いつき、捕球する体勢に持っていったことだ。あの場面では、声を掛け合う余裕のない精一杯のプレーだったが、左中間を真っ二つに抜けていってもおかしくない打球でもあった。
阪選手⑨のプレーも、簡単に捕ってしまったようにも見えたが、かなり良い一歩目のスタートと、ライン取りで打球を追った、高度なプレーだった。