こんにちは海龍です。
9月に入ったにもかかわらず暑い日が続いていますね
さて、いつまでもエアコンに頼っていると電気代が馬鹿にならないので、自然を利用して涼しさを感じることにしましょう
ということで、福井県越前市にある「柳の滝」と呼ばれる滝に行ってきました
僕は行くまで勘違いしていたのですが、「柳の滝」という滝があるわけではなくて、5つの滝の集まりを柳の滝、というらしいですね
これはうれしい誤算でした
何せ一つの滝を見に行くのかと思いきや5つもの滝が見られるわけですからね
さて、見ていきましょう
まず、柳の滝についてですが、「不動滝」「お釜滝」「布滝」「窓滝」「夫婦滝」の5つの滝をまとめて柳の滝と言います
入り口までは車で行けますが、道が狭いため、ゆっくりと走らないと危険です
駐車場に車を停めて、山道を歩いていきます
比較的歩きやすい道を50mほど歩くと最初の滝である不動滝が見えてきます
不動滝は滝の横に不動明王が祀られていることから不動滝と呼ばれるようになったそうです
迫力がある滝とは言えませんが、岩肌を流れ落ちる水から涼しさを感じることができます
水も澄んでいて綺麗ですが、飲み水として利用するのは控えた方がよさそうです
さて、滝の横にある急な階段を上っていくと次の滝である、お釜滝へと行くことができます
早速登ってみましょう
案外近いところにお釜滝があります
おそらく50mも歩いていないのではないでしょうか
お釜滝は高さが11mほどで落下する水の勢いが岩をえぐり、釜底のような形を形成したことからその名がつけられたそうです
残念ながら、滝の側からは釜底のような形をした岩を見ることができませんでした
と思いきや、お釜滝も横の坂を上って次の布滝まで行くのですが、その道中、お釜滝を上から見ることができ、釜底のような岩も見れました
確かに釜底のように見えなくもないですね
水の勢いというのはなんてすさまじいのでしょう
さて、お釜滝も満喫したので、次の滝である「布滝」へ行きましょう
個人的に、この布滝が最も印象に残っています
というのもこの滝は他の滝の中で、最も勢いがない、というか優しい印象があるのです
落差も大きく、その高さは約36mにもなります
落差はあるのですが、ドドドドと音をたてながら流れ落ちる滝とは違い、優しくサラサラと岩肌を滑るように落下しているため、どこか優しい印象を受けるのです
布滝という名前もそういう岩から白布をたらしたような美しい様子から名付けられたといわれているのです
さて、次の滝である窓滝まで行きたいところなのですが、窓滝までは20分ほど歩かなければならない、ということで今回は断念することにしました
窓滝と夫婦滝が見たいと思っていた人には本当に申し訳ありません
でも絶対に行きたいとは思っているので、その際にはまた写真付きで紹介したいと思います
さて、少しは涼を感じていただけたでしょうか
日本の滝100選には認定されていない小さい滝ですが、その存在感は圧倒的で滝好きの僕から見れば感動ものでした
また、柳の滝はあの有名な佐々木小次郎が秘剣「ツバメ返し」を編み出した場所とも言われており、近くには小次郎公園という公園もあります
あくまでも伝説なので、確証があるわけではありませんが、気になる人は是非訪れてみてください
訪れる際には虫が結構いたので、虫対策を万全にしてから訪れることをおすすめします
ではもうそろそろ暑い日々にも終わりが来るかと思いますが、それまで、熱中症には気を付けて、お過ごしくださいませ
【柳の滝の基本情報】
住所：福井県越前市柳元町
アクセス：北陸自動車道 鯖江ICから車で約20分
ではまた