『回路Rサスペンス劇場「あの首」公演後記&備忘録③』 | ミステリー専門劇団回路R ~ 回路R人のブログ

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回路Rは、ミステリー、サスペンス作品を芝居と朗読で製作している劇団です。
メンバーの活動や、稽古日誌、公演後記などを綴っています。
2023年10月より金田一耕助シリーズ「不死蝶」にて、有観客での舞台公演も再開いたしました。

どうも!

中性脂肪がとどまるところを知らない団長です。

来年の抱負は中性脂肪を落とす事にします。

という事で年内一気に書き上げる!

なんて豪語しておりましたが、年末の掃除と年始の準備していたらもうこんな時間…書きたい事がいっぱいあり過ぎるので、年度に振り回されず年またぎで書いていく方針に変更します(笑)


さて、一旦出来上がった台本。

一通り読み合わせで時間を計ると1:45くらいでした。


おぉ〜!いい感じの時間だね。


と、一瞬思うのだけど実際そんなに上手くいくはずがない。

ここに音楽が入り、役者も座っている時と違い動くと間が変わってくる。


とりあえず動いてからだねという事で立稽古開始。

台本が最後まで完成したという事で、セリフを覚える作業もGOサインが出ました。


なぜGOサインかというと、一旦覚えたセリフが書き換えられた場合、なかなか前のセリフを忘れて新しいセリフをというのは、非常に混乱する事態になりまして。

なので演出のGOサイン待ちだったわけです。


と、ここから東桜(あずまさくら)役の田幸チカさんは、膨大な量のセリフを頭に入れて行く事になりますが、実際に10月の末には藩、桜、上杉の関係性が最後により深い絆となるように、藩と桜のシーンは書き換えられました。





ギリ大丈夫だったのかな?

いや、前のセリフとごっちゃになりますって言ってたような…(笑)


セリフの量でいうと藩任三郎役の林団員も多く、副団長が演じた縄文杉は医療的な内容が多かったので、その辺りも苦労したと思います。

まぁ他の人もなんだかんだ、同じようなシーンで似たようなセリフがらあり、ちょいちょい仕掛けられていたトラップに引っかかってましたよ。


ただ、チカさんは冒頭から出ずっぱりなのでそれはそれはかなりの量なのに、台本を手放すのも早かった。本当に頑張ってくれました。


そしてこの10月末辺りから、公演などで不在者が多くなる時期に突入するのですが、出席しているメンバーでの稽古となると、必然的に広海剛とリリーのシーンが多く、そのせいかこの2人のシーンのクオリティの上がり具合と言ったら(笑)


広海剛の変態さに対して、リリーのあの妖艶さ。

あくまで愛する人のため、鬼にでも邪にでもなるという覚悟がとても伝わって来るシーンでした。





リリーに触れられた腕を頬ずりするシーンを初めて見た時は、「極めたな」と(笑)


いや、お見事でした。


そして、山畑恭子姉さんも公演のため11月下旬までは不在。


団長はぴっかりと共に、亜由美が帰ってくるまでに最初のシーンは仕上げておこう!

と息巻いていたのですが、この後人生初の災難がやって来るのです。


そのお話はまた来年…にしようかな?

まだ書きたいことがいっぱいありますので、2025年になってもまだしばらくはお付き合いいただけますと幸いです。


では、2024年応援してくださった皆様、ご来場いただきました皆様、大変大変お世話になりました。

来年も回路R頑張って一歩ずつ進んでいきますので、応援のほどよろしくお願いいたします。


どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!