どーもー、副団長で脚本家の森本勝海です。
去年から続く新型コロナ禍。
つらいですよね、きついですよね。
皆さん大丈夫ですか?
希望の光は見えてますか?
森本は今日、月に2日しかない朗読教室のお仕事の日でしたが、あろうことか体調悪くて病院へ行くことに。
ああ、なんてこと!
今、高血圧&睡眠時無呼吸症候群と言う持病を抱え、通院して降圧剤を数年間毎日欠かさず飲んでますが、今日のは新型コロナ禍による運動不足とストレスのせいでしょうか?
午前中かかりつけの病院で検査してるうちに、体調ももとに戻ったので、とりあえず午前の我孫子教室だけ休講にして、午後から水戸教室へ。
働け働け!(笑)
で、教室のあとは、水戸で9月にやる朗読劇「怪談 真景累ヶ淵」の稽古もやっちゃって、只今、帰りの電車の中でブログ書いてます(片道3時間だから、たっぷり時間あります)
この「怪談 真景累ヶ淵」は、昔ながらのガチな怪談。
恐ろしい祟りの物語として、容赦なくおどろおどろしく脚本書きました(笑)
一方、今年の夏の回路R朗読サスペンス劇場Specialは、同じく怪談「牡丹燈籠」。
怪談と言っても、今回の森本脚本版「牡丹燈籠」は、ラブストーリーとして仕上げてますんで、どなたでも安心してお聴きいただけます!
8月6日から限定配信いたしますので、ぜひ購入してお聴き下さいませ。
回路Rは感染拡大防止のため、劇場公演を中止して、活動の場を配信に移しております。
個々で撮影したものをひとつの画面に編集して配信しています。
稽古はZoom。
なので、去年の2月から団員が顔をあわせたことはありません。
Zoom稽古は順調に進んでおります。
対照的な2つの怪談を書くのは楽しい作業でした。
どちらも三遊亭圓朝原作の大長編からの、抜粋アレンジです。
あと、今回は昔ながらの怪談なので、2作品とも、時代劇なんですよね。
こちら、森本の個人ブログをご覧あれ。
↓
時代劇は難しいです。
若い人に、時代劇の台詞回しの肝をうまく伝えることって、なかなかね。
一方で、森本の頭の中には常に理想の台詞回しをする女優さんがいて、この人の台詞回しが、基本的に森本脚本のヒロインの台詞回しです。
時代劇だろうが現代劇だろうが、その人の台詞回しをイメージして書いていて、つまりは、森本の頭の中でヒロインと言えばこんなしゃべり方をする女性なのです。
その人は…
日活四姉妹の長女とだけ書いておきましょう(笑)
1950、60年代の日活映画の女優さんて、ホントいいですよね!
浅丘ルリ子さんも吉永小百合さんも、若いのに素敵な台詞回しをされてます。
いや、良いものは良いのです(キリッ)
では、YouTube回路Rチャンネルの朗読をお楽しみ下さい。
森本がひとりで読んだ時代小説です。
山本周五郎「松の花」
※妻には自分の知らない一面があった。
藤右衛門は、妻が臨終してから、思いもしなかった事実を知ることになる。そして…
※妻に甘く「甘次郎」と揶揄される浪人孫次郎。
実は見事な剣の腕前を持つことがわかり…
ところで、最後に蛇足的なことを書きますが、スポーツって感動しますよね!
でも、人々に感動や生きる力を与えてくれるものって、スポーツだけじゃないですよね。
何を言いたいかはお察し下さい。
あと、「経済を回す」と言う言葉をよく耳にしますが、感染症対策をしながら経済を回すには、何よりも感染者を見つけて早く隔離することが大切で、そのためには検査をたくさんすることだってのは、当たり前のこと。
そして、感染を拡大させないために、一時的な社会生活の停止はやむを得ないことだって云うのは理解してます。
ただ、中途半端に、補償もなしで自粛させて、そんなのズルズルやったってコロナが終息するわけない。
それに、繰り返される緊急事態宣言による経済の損失は、なんちゃらピック中止による赤字の何倍にもなるでしょ?
無理やり開催しても、当初の見込み通りの経済効果は得られないし、その後の感染拡大の可能性と、さらなる緊急事態宣言を考えたら、中止した方が経済的損失は少ないんじゃないかな?
いや、スポーツの力、感動で、国民の心をなんちゃらかんちゃらだ!
なーんて言うのは、屁理屈言い訳だと思う。
ホントは、スポンサー企業のためなんでしょ?
大勢の人たちの生活を犠牲にしてもスポンサー企業を潤わせたいんでしょ?
って、意地悪に勘ぐっちゃう。
それぐらい、コロナ禍で追い詰められてるんです。
Go To トラなんちゃらだって、結局はその方面の企業を救済するんであって、そこで働く人の生活や、利用者を救うことにはなってなかったんじゃないかな?
いや、利用者って、本当に困ってる人を救済してなくて、お金に余裕がある方々へのサービスだった気がします。
で、感染拡大したし。
みんなたくさん我慢してますよ。
気持ちがふさがってたえられなくなる人だってたくさんいます。
生活が成り立たない人もいます。
生きるための悲痛な叫びと、個人的な欲求とをいっしょくたにしないでほしいですね。