林、モデルになってみた(林) | ミステリー専門劇団回路R ~ 回路R人のブログ

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回路Rは、ミステリー、サスペンス作品を芝居と朗読で製作している劇団です。
メンバーの活動や、稽古日誌、公演後記などを綴っています。
2023年10月より金田一耕助シリーズ「不死蝶」にて、有観客での舞台公演も再開いたしました。

どーも、回路R団員の林正樹です。
さて、今回は「モデル」についてです。
と、その前に…

昨年はというと、予定されていた公演、
横溝正史原作「不死蝶」が延期の末中止となってしまい、虚無感や喪失感でいっぱいだったというのが正直なところでした。
やはり「金田一耕助」を演じたいという想いは、


自分にとって役者として一番大切なものです。
それはこれからも変わらない想いです。
しかし、そこで変化球を投げるのが回路Rという劇団。
しっかりと動画配信というスタイルで朗読劇を表現することになりました。
しかも、「シャーロック・ホームズ」を自分が演じることになるのだから、役者人生は面白い。感謝感謝。

そして朗読劇の製作時期と平行して進んでいたことが「モデル」です。
昨年、金田一耕助つながりで参加し始めたオンラインでの会合。そのメンバーのなかに、イラストレーションや刺繍などで素晴らしい作品を製作されている「探偵堂」さんこと、やまもとさんがいらっしゃいました。
その作品は大正昭和のミステリーをモチーフにしたものが多く、昨年の個展にも本当は凄く行きたかった。
そんな探偵堂さんから、次回の個展用に作品を描き下ろしたいので、そのモデルになってほしいとのオファーをいただきました。
しかも、明智小五郎と金田…もとい書生風の男の二役を、演じた姿で。
こりゃあやるしかない、やらいでか❗とまあそんな感じで引き受けました。

たった1日のロケでしたが、朝から夕方までイラストレーションのための写真撮影をひたすら続け、自分にとって、失っていた想いを取り返すことの出来たとても貴重な経験となりました。
そして、準備期間から撮影に至るまでと、撮影中の綿密なプランニングに感動もしていました。
そのおかげで、モデルなのですが、ずっと芝居をしていた感じでした。愉しかった。

そんな出来事が、いよいよ作品として公開されます。
探偵堂さんの第二回個展が東京と大阪でおこなわれます。どんな作品に仕上がっているか、とてもとても楽しみです。
相変わらずの状況ですが、皆様是非とも林正樹初の試みに足をお運びいただければ嬉しいです(個展情報は「探偵堂」で検索すると出てきます)。

そして、
今月18日まで配信している、
回路R朗読サスペンス劇場special
「名探偵明智小五郎と暗闇の誘拐魔」を合わせて御覧いただけるとさらに嬉しいです。

というわけで、役者道はまだまだ続きます。