2024年8月26日(月)、晴れ。

 

 昨日(25日)、東京の武蔵大学江古田キャンパスで社会保険労務士試験を受験してきた。

 前日から大塚駅前のホテルに宿泊し、駅前では阿波踊りの大イベントが開催中だったけど、部屋に籠もって最後の確認。

 でも、ジタバタしても仕方がないので、いつものようにクラフトビールも飲んでいた。

 

 

 

 昨日の試験は、10時30分~11時50分(1時間20分)の「選択式試験」から、昼休みを挟んで、13時20分~16時50分(3時間30分)の「択一式試験」へと続く長丁場コース。

 会場前では、YouTube等でいつも参考になる講義や情報を聞かせて頂いている「社労士24」(資格の大原)の有名講師・金沢先生にご挨拶をすることができた。・・・・自分は大原の生徒ではないけれど。

 

 5月末からは模擬試験を会場受験で4回経験し、その他、無料の「ヤマ当て模試」(クレアール)と月刊誌「社労士受験」の直前模試も受験したので、模擬試験は計6回。復習のことを考えると回数オーバーだったかもしれない。・・・・最低限の復習はした。

 

 昨日は、午前の選択式試験で気持ちが揺らぎ、それをなだめながら、午後の択一式試験に入っていった。

 全ての試験が終了した後は、受験した皆さんと同じように気持ちが沈み込み、食欲も減退気味。

 電車に乗る前に、ビールを飲んで、ようやく気持ちも少し落ち着いた。

 

 

 

 電車と徒歩で自宅に帰宅するまで、試験終了から約4時間30分。

 ランニング

 帰宅して、少し休んでから、ネットで各資格予備校の解答速報を参考に自己採点をした。

 その日のうちに自己採点するのはイヤだと言う人もいるけど、どうせ結果は変わらないので、自分的には、なるべく早く現状を知った方が良い。

 自己採点の結果は、選択式・択一式のいずれも基準点を確保でき、総合点も概ね合格圏だと感じた。

 あとは、マークシートのミスなどがないことを祈るのみ。

 

 バイバイ イヤイヤイヤ・・・・そのようなミスが多いんです。私は・・・・

 

 今日の選択式試験でも、解答とマークの順番が逆になっているのを最後の確認で気付き、ドキドキしながら修正し、何度も見直した。その原因は主に、選択式も択一式も前から順番に解いていかない主義だから。自分は専ら、比較的好きな後の方の年金科目から解いていくことが多いタイプ。

 

 選択式は8科目あり、それぞれが5つの問題(空欄)になっている。

 8科目中に5点中2点以下の科目が一つでもあれば、その時点で不合格がほぼ決定。

 弁理士試験の論文式試験も過酷だけど、社労士試験の選択式試験も過酷だと思う。

 

 弁理士試験は午前に「特許・実用新案」の答案を2通まとめ、午後から「意匠」と「商標」の残り2科目でそれぞれ1通の答案をまとめるものだった。

 午前の試験で上手くいかない場合、暗く落ち込む気持ちをこらえながら、最後まで全力を尽くそうと気持ちを奮い立たせて、残り2科目に取り組むことになる。

 社労士の選択式はマークシート式だから、少し楽な部分もあるけれど、失敗感を抱きながら次の段階に進んでいく心の面での過酷さは同じようなもの。

 

 そんなところで、今回のマークミスに気付かなかったら、5点中2点を意味なく失って、確実にそこで「THE END」となる。

 試験時の見直しの時間は大切です・・・・と声を大にして主張したい。

 

 模擬試験では、1回目の試験の選択式で基準点をクリアできなかった。

 一方で、択一式については、全ての回でほぼ合格圏内となった。

 1回目の失敗で、自分の問題点は、あくまで選択式にあるのだと理解した。

 それまで、選択式試験向きの勉強は全くやってこなかったし。

 

 YouTubeでヤマ予備の山川先生達が、択一式試験でほぼ合格点を取れそうな人は、直前期は選択式に集中しても良いと話すのを聞いたが、自分もその意見に全く同感だったので、6月以降は選択式対策に特化した感じ。

 また、条文ベースでの確認にも心掛けた。

 そして、その後の模擬試験でも選択式に常に苦手意識はあったけど、対策を施しただけあって、ほぼ完全に合格基準点を大きく超えることができるようになった。

 でも、不安感は常に残るんだ。そこが選択式試験の過酷なところ。

 

 うずまきうずまきうずまき

 

 基本5枝で1問の問題70問に、正誤判断を繰り返していくような択一式試験については、意外と苦労はしなくなった。

 一番有り難かったのは、「社労士過去問ランド」(https://sharousi-kakomon.com/)で過去問を繰り返して検討できたこと。

 このサイトは凄いよ。

 無料で過去問を解き放題。更に、自分の解答傾向とかも分析できるのは非常に役立った。

 紙の問題集とかじゃ、そうはいかない。

 解答スピードも格段にレベルアップしたし、模擬試験も本試験も択一式試験については全く心配はいらなかった。

 弁理士試験の短答式試験では苦手意識があったけど、結果的に2回しか受けなかったし、短答式試験や択一式試験のための勉強方法を分からないままに合格していたような感じかも。

 「社労士過去問ランド」で資格試験における過去問の価値が身に染みた。

 

 でも、昨日の本試験の択一式試験では、自分的には「健康保険法」がちょっと危なかった。

 今でこそ、思うところだけど。

 正解していても不正解でも、ほぼ全てに手応えがないままに時間が流れるので、試験中は全然意識していなかったけど、自己採点の結果は基準点ギリギリ(10問中4点以上)で驚いた。

 危なかったよ。これで足切りにあったら、超ショックだと思う。

 どの科目でも、悪くても半分くらいは得点できると思っていたので、問題がいつもより難しかったのかも。

 一方、「厚生年金保険法」と「国民年金法」の年金2科目と、「労働基準法・労働安全衛生法」はわりと高得点できた。

 特に、「国民年金法」の10点満点は自分でも少し驚いた。

 

 やしの木

 

 そのような状況のため、今後はマークミスがないことを祈りつつ、社労士試験は一応一段落として、さて、次は趣味と将来の実益のため、気象予報士のお勉強をしようかな。

 それとも、やめて、波乗りに集中しようかな。