2024年8月7日(水)

 

 曇空で暑くない。

 先ほどは、山側じゃなくて、珍しく、海側から雷鳴が聞こえた。

 

 昨日の午前中は休業とした。

 前から依頼を請けていた叔父さんのサーフィンデビューをサポートした。

 80歳過ぎだけど、理髪店で毎日立ち仕事をしていて、休みの日には山登り・水泳・茶道・お琴・三味線など、いろいろな趣味に没頭し、日本の端っこの島々も東西南北を全て巡ってきたそうだ。

 

 叔父さんにとって、おそらく最初で最後の波乗りは、家の近くのウエストコーストポイント。

 

 自分は左膝を痛めて、ここ2週間の波乗りは控えていたけど、ある程度の波情報は把握しているようにした。

 土日はそこそこ波があるようだったので、安全重視の観点から、月曜日を1日挟んでの火曜日ならば、波のサイズも少し落ちるであろうとの見込みから、昨日に決定。

 このタイミングを逃せば、お盆になって、今年のデビューは絶望的との判断であった。

 

 予想通りに波は小さく。人も少なかった。

 ウエットスーツを2着持参して、ボードにワックスをしっかり塗って、ビーサンを履いて、海に出撃。

 自分も、膝は本調子じゃないし、あくまでサポート役なので、試しに一度だけテイクオフした他、ほとんどの時間はボードを抱えて海に浸かるだけ。

 時間も1時間足らずか?

 でも、良い思い出になったし、しばらくぶりの海水も気持ちが良かった。

 

 叔父さんも手前の小波にだいぶ翻弄されていたけれど、長年の念願が果たせて満足そうな様子であった。

 

 お客さんから貰ったという叔父さんのボードは自分が引き取ってきた。

 おそらく今から40年以上前の頃のボードだと思う。

 超クラシカルなシングルフィンのボリューミーなやつ。

 今度、小波の時に試しに乗ってみようと思う。