2022年8月21日(月)、曇り。

 夏も終わった感じ。

 

 先週の金曜日(19日)、遅れに遅れていたニューボード入荷の連絡を頂き、南相馬まで急遽受け取りに行ってきた。

 3ヶ月の納期が5ヶ月近くに延びていた。

 更に、入荷見込がお盆前からお盆明けになり、さらに来週へとずれ込みそうだったので、8月中の使用は諦めていたところであった。

 いろいろと忙しい状況ではあったので、ボードを受け取って、寄り道せずに帰ろうかなと思ったが、第2の故郷の海の様子だけは眺めてから帰ることにした。

 

 

 

 

 

 カラス、坂下、北泉のいずれも波がない。

 北泉は日曜日まで海水浴場か・・・・?

 

  やしの木

 

 往路は山側の道路を通ったので、復路は海側の道路を通った。

 浪江町の請戸地区を通行中、道路脇にある「震災遺構浪江町立請戸小学校」の案内表示が目に入ったので寄ってみた。

 

 

 

 東日本大震災の津波では前の職場の1階がボロボロ&ドロドロになったが、だいぶ前に跡形もなく撤去されて、その周辺も新しいショッピイングモール等に整備されたので、久しぶりに震災時の状況を間近に見ることができた。

 

 

 

 2階ベランダに表示があり、海水面がギリギリまで達したようだ。

 建物内は、さすがに汚泥は残されていないけど、津波の破壊力は感じられる。

 

 

 

 

 2階の教室にはいろいろな展示があり、津波前の請戸地区のジオラマが展示されていた。

 真ん中辺りにある請戸海岸では、初心者の頃に一度だけ波乗りをしたことがある。

 自転車ではこの近辺をちょくちょく走り回っていた。

 

 

 

 他県ナンバーの車も予想外に多かった。

 お盆で故郷に帰っていた地元出身者もいたのかもしれない。

 いわき市もそうだけど、高く長い防潮堤もできて、海がすぐそばという地域の魅力は失われてしまったように感じた。