昨日の尾上右近の会で良かったのは開演前に右近自らがこれから上演する芝居について解説をした事だ。歌舞伎って観客に不親切な芸能で例えば仮名手本忠臣蔵の七段目をいきなり始めてしまう。観客は知っているだろうが大前提なのだ。それを右近は初心者にもわかるように丁寧に説明した。このサービス精神は見上げたものだ。あっしも真似をして日曜日の名古屋の毒演会では落語を語る前にネタの解説をしてみようと思っています。好評なら銀幕ロックでもやってみようと思います。