片岡千恵蔵のお馬鹿ギャング物、無宿シリーズの2作目だ。1作目のアマゾン無宿はかつて中野武蔵野ホールでの片岡千恵蔵生誕100年祭で上映するようにあっしが石井支配人に薦めたところこれが大好評であっしは鼻を高くしたが2作目の本作は前作よりも悪乗りが過ぎてしらけてしまう。喜劇にもギャング映画にもなりきれずなんとも中途半端な失敗作になってしまった。