元レーサーで今は自動車教習所の教師をしている主人公がかつての教え子の江夏夕子と出逢う。彼女は毎夜ボーイフレンドたちと危険運転、あおり運転を繰り返していた。主人公はそれを止めるように言うが彼女は聞かない。ある夜、主人公は夕子たちをあおりに出る。そんなストーリーだがストーリーはあって無きような物で全編カーチェイスシーンでそれにジャズが被さる。伝説のカルト映画だ。公開時は違和感が無かったが今見直すと違和感、嫌悪感だけだ。あっしはこの手の映画は性に合わないのだ。そういえば道楽亭の打ち上げでマッドマックスをお客さんに薦められたがあっしの脚本の師匠成澤昌茂先生から映画の肝は脚本だ。映像や音楽に頼るのは邪道だと教そわったあっしにはマッドマックスは向かないから悪しからず。