日本人の礼儀作法を詳しく解説した塩月弥栄子のベストセラーの映画化作品で普段は駄目サラリーマンだが冠婚葬祭になるとイキイキとする主人公を三木のり平が演じている。三木のり平の娘、倍賞美津子の恋人で大学の落研生が古今亭志ん朝師匠でその若くて二枚目振りが懐かしい。他にも金原亭馬の助師匠も落語家役で出演している。馬の助師匠は落語家で一番映画に詳しいと言われていた。長生きしてくれていたらあっしと仲良くなれただろうに。