これもあっしが11歳の時の作品でこの映画はしっかり覚えている。スラム街出身のやくざに鶴田浩二がたった一人で悪いやくざと戦うのでスラム街の子供たちは皆鶴田浩二に憧れる。そこで酔いどれ医者の志村喬は子供たちが幻滅するような惨めな様を見せてくれと鶴田浩二に頼むというストーリーにあっしは感動したが後にこれが洋画の汚れた顔の天使のパクりだと知った。当時大映でも根上淳主演で同じストーリーの映画があったがこちら東映版の方がはるかに面白い。