確か去年の3月に上映していて榎園監督と二人で見た。藤純子の緋牡丹博徒シリーズ7作目だ。公害問題を扱っていて公開時にそれが批判されたが何故やくざ映画で公害問題を扱ってはならないのかあっしには理解不能でした。緋牡丹博徒シリーズは高倉健と鶴田浩二が3ずつ、菅原文太が2回ゲスト出演しているが鶴田浩二が助っ人だったのは2作目の一宿一飯だけで5作目の鉄火場列伝と本作では鶴田浩二が殺されて緋牡丹お竜が殴り込むというストーリーになっている。つまり東映やくざ映画が鶴田浩二、高倉健の二枚看板から高倉健、菅原文太時代に移行して鶴田浩二が安く扱われるようになったという事だ。