25年前、あっしが初の単行本、日本映画に愛のムチとロウソクを、を出版した時にcsの読書チャンネルの活人生活という30分番組であっしの特集をやった。その映像が発見されて一昨日見てみたら貴重な映像でこれは是非ファンの皆さん見て見て貰おうと12月23日最後の上野広小路亭会の開演前に上映しようと思ったがいや待てしばし焼け火箸、これは滅多に他人に見せられないぞ。何故見せられないかというと25年前は快楽亭ブラック自身も関係者も皆快楽亭ブラックを誤解しているのだ。それをそのまま見せてしまうと今のあっしのファンの皆さんまでもがあっしを誤解してしまう。これを上映するにはその後で当人が解説をしなければならない。大阪は次回のアワーズルームでの屈曲位大放談は前田五郎師匠三回忌追悼特集だから来年1月5日に上映して解説も付けようと思うが東京はいつやろうか❓️会場は銀幕ロックだが。25年前に何を誤解していたかと言うと皆あっしの事を働かないフワフワ生きている奴だと思っているのだ。25年たった今ならわかる。25年前のあっしが如何に働き者だったかが。ただ働いている所を誰にも見せなかったんだよね。見せちゃ野暮だと思っていたから。落語はもちろん演ってました。しかしそれは落語家としてのアイデンティティーを守る為に演っていたんであって生活の為ではないから。ではどうやって生活していたかというと当時は売れっ子風俗ライターだったからその原稿料で食っていたんです。あっしは原稿を書くのが早いのと取材している所は非公開なので結果あっしが働いている所は誰も見ていないから働かないでフワフワ生きている奴だと思われ自分自身もそう思い込んでしまっていたんだね。如何に働き者だったかがは当時の収入でわかる。春の確定申告の還付金が一流サラリーマンのボーナス並に凄かったから。貴重映像と解説付き、もちろん落語も演らないといけないけど、そんな会を12月の平日の夜に銀幕ロックでやります。何故平日かというと女競輪王、須藤むつみさんに見て貰いたいからです。25年前のあっしを見たら快楽亭ブラックは古今亭菊正のジェネリックだなんてもう二度と言わないだろうから💧