日活がロマンポルノを止めてロッポニカという名で一般映画を作り出した頃の作品で貧乏旗本夏八木勲の出世の道具として大奥に送り込まれた少女、竹井みどりが将軍徳川家斉の寵愛を受けて他の女たちは30歳でおしとね辞退で大奥を去るのに彼女だけは46歳まで家斉に愛されて大奥にいたという女の一代記だ。大奥物だから濡れ場ばかりでロマンポルノとほとんど変わらない。しかし時代劇ファンのあっしにとってチャンバラの無い時代劇はクリープを入れないコーヒーのようで物足りない。例えが古過ぎてドーモすいません。体だけは大事にしてください。