教育委員会から辞職勧告された女教師、香川京子が日教組活動に目覚めていくという物語で2時間半の大作だ。配給の新東宝の社長、大蔵貢は極右なのに日教組全面協力の映画をやるんだね。観客動員が見込まれるからやったのか。思想よりも興行収入を優先するのが如何にも活動屋らしい。香川京子の夫役、南原伸治の嫌らしさがたまらない。