母親の期待を背負って近衛師団に入隊した高倉健が刺青をしている事から軍隊内で虐めにあって除隊して向島で暮らすようになり悪徳やくざと戦うという物語。前半は兵隊物で後半はやくざ映画と一粒で二度美味しいグリコみたいな作品だ。高倉健の母親への思いが強く描かれ母親役の浪花千栄子が実質的なマドンナになっている。