菅原文太の人気シリーズ5作目でやくざ映画の名匠、山下耕作監督作品だ。今回はまむしの兄弟が名古屋に行き三益愛子、浜木綿子母娘の揉め事に巻き込まれるという異色篇だ。三益愛子は戦後は大映の母物が大ヒットしてそれから東宝の舞台に活躍の場を移し晩年は東映やくざ映画によく出ていたが藤純子主演の女渡世人おたの申します、が抜けて素晴らしかった。それに比べると本作はイマイチです。