昔箱根を舞台に東急と他社の企業戦争があったらしい。その企業戦争を舞台に獅子文六が書いた小説の映画化で箱根で対立する2軒の老舗温泉旅館の跡継ぎ同士の加山雄三と星由里子がロミオとジュリエットのような恋をするという物語で他に森繁久彌、佐野周二、東山千栄子等豪華キャストながら面白くない。思うに川島雄三は前向きに生きる人間には興味が持てず変な人間を描きたい人なんではないか。