テニス好きな15歳の健康な少女が骨肉腫になって短い命を散らすまで健気に生きた姿を描く感動作で堀川弘通監督が丁寧な仕事をしている。少女の両親役はフランキー堺と香川京子。少女は石田えりが演じている。石田えりは本作から数年後に遠雷で豊満な乳房をスクリーンで披露するとはお釈迦様でも気が付くめえ。制作は新日本婦人の会、共産党系の団体だが政治色のまるでない映画を作った。良い仕事したね。