弁護士の森雅之と原節子夫妻は死刑囚の娘、香川京子を預かって暮らしているがそこへ家出娘の久我美子がやってきて夫婦関係に次第にヒビが入ってくるという物語。女は面倒臭い生き物だ。怒りゃ膨れる。叩きゃ泣く。殺しゃ夜中に化けて出るといった男性上位視観で描かれているのが気になった。