昨日は12時過ぎに新今宮に着き定宿の東横イン通天閣前に荷物を預け榎園監督を連れて新世界東映に行きました。本作は公開時に見てつまらなかった記憶があります。今回何故つまらなかったのか良くわかりました。鶴田浩二の一匹狼のやくざが男たちに慕われ一家名乗りをあげて遠藤辰雄の悪いやくざ一家と喧嘩するという物語ですがやくざ映画は我慢劇なのに鶴田浩二はまるで我慢をしない脚本に問題があります。それに鶴田浩二の他に若山富三郎、丹波哲郎、北島三郎、川地民夫と役者が揃っているのにヒロインが森秋子では弱すぎます。森秋子は当時色んな映画に出て脱いでいたセクシー女優ですがやくざ映画の出演は本作だけです。あっしが思うに鶴田浩二はSEX依存症なので森秋子の映画を見て彼女とやりたいと思ってオファーしてやったけどあまり良くなかったので一作だけの東映出演になったんではないでしょうか❓