やくざ映画があきられた頃にブルース、リーの燃えよドラゴンが大ヒットして邦画でもそれにあやかって空手映画がつくられた。本作もそんな1本で田宮二郎の刑事が空手の達人という設定で底の浅いサスペンスで見所は田宮二郎と香港のカンフースターの対決シーンのみになっている。この頃の井上梅次はいけません。セリフと映像で全て説明するのでウザくてダサい。とても見ていられない。ヒロインは山本陽子、この頃田宮二郎と不倫関係にあったのを思い出しました。