タイトルバックに伊福部明の重厚な音楽が流れる。ゴジラが東京を襲い母の望月優子を守って宝田明と加山雄三の兄弟が逃げる話かと思ったら違った。父の藤原釜足はかつては立派な教育者だったが友人の借金は保証人になり全財産を無くして裁判所の嘱託をしていたがクビになり長男の宝田明を頼るが宝田明はホステス上がりの妻との結婚を父が許さなかった事を恨んで相手にしない。次男の加山雄三はそんな父を助けるべく車を買い白タクを始めるも交通事故を起こしてしまい多額の賠償金が必要になり両親はまたも宝田明をたのんで断られる。長女の藤山陽子はボイラーマンの恋人を振って部長の小泉博と結婚しようとするが元恋人がストーカーとなって彼女を追い、そせから逃れる為に事故死すりは。よくもまあ次から次に不幸が襲うもんだ。こんな暗い物語には伊福部章の音楽が似合うかも、望月優子は家族の不和におろおろするだけで特に見せ場は無し。