司馬遼太郎原作、加藤泰監督、大川橋蔵主演の時代劇。あっしは司馬遼太郎をあまり買っていない。名匠加藤泰監督7本作ではあまり演出に熱を感じない。本作の魅力はただ大川橋蔵の格好良さにかかっている。ナンパな侍が公儀隠密になるが任務を捨てて愛する女の子の為の尽くす。正に大川橋蔵にぴったりとおか彼にしか出来ない役だ。大川橋蔵はあっしが最初に好きになった時代劇スターだが久し振りにその魅力を再認識した。