コメディーだと思っていたらシリアスな駄目人間の魂の再生ドラマであり楽しい音楽映画でもあり刑事ドラマとしての骨格も崩していない脚本、監督、内田英治の構成力は見事の一言に尽きる。またミスター刑事役者、阿部寛の代表作の一本になるだろう。あっし的には心が離れていた阿部寛と娘がジャムセッションを通じて再び心を通わすシーンで演奏された曲が聖者の行進だったので川柳川柳を思い出して涙💧してしまった。そういえば先日歌舞伎座❗逢ったマラ知らず女もこの映画を見たいと言っていた。日本語は知らないが勘は良いようだ。