この年をして恥ずかしいけど遅まきながら永井路子の北条政子を読んだ。何故読んだかといえば先日のしぶらくの帰りに吾照里で飲み過ぎて鎌倉殿の13人に間に合わず、何故比企一族が滅んだかが気になったからだ。だいたいあっしは源平の頃は詳しいが源義経が奥州で殺された後の鎌倉幕府については教科書で習った知識しかないのだ。イヤー面白かった。源頼家の子の公暁を男色行為で仲間を増やしていったりあの大事件の黒幕がさも親友顔をしているあいつだったとは‼️なんだか鎌倉殿の13人の落ちを知ったような気になったが考えてみたらこれはあくまでも永井路子の歴史観なんだよね。あっしがお血脈でお釈迦様出家の理由を妻の不倫にショックを受けてとしたように。だから三谷幸喜がこの説をとるかはわからない。永井路子と三谷幸喜のどちらがストーリーテーラーとして上か、鎌倉殿の13人をじっくり見たいと思う。