望月優子は夫亡き後、女手一つで大学生の木村功と女子高生の左幸子を育ててきた。しかし木村功は大学を卒業して就職直前にふとした風邪が元で亡くなってしまう。望月優子の前に母親女優として有名だったのは三益愛子だ。彼女は母物シリーズを大ヒットさせた。この母物シリーズはいわゆるお涙頂戴で 、ともかく観客を泣かそうとする。望月優子の映画はそれに対して社会派映画や文芸映画が多い。本作は左幸子が若くそのブルマー姿に感動した。久松静治監督作品だ。