冒頭のナレーションで朝鮮戦争をアメリカの侵略戦争と決めつける真っ赤っ赤の映画。ラストのナレーションでは朝鮮戦争てアメリカが負けた事になっている。朝鮮戦争は北朝鮮が先に仕掛けたし、結果は引き分けなのに、正義は北朝鮮にあると思われていた時代の作品で古都奈良にアメリカ軍の基地が出来た事から百姓の三島雅夫、望月優子夫婦が百姓を辞めてアメリカ兵用の飲み屋を開店する話。梅津栄が珍しくそんな三島雅夫を告発する真面目な百姓の息子を演じている。