世界中がロシアとベラルーシを叩いている。それを見て日本が満州国を創った時もこんな感じだったのかなと思った。世界中が反戦を叫んでいるので刺激されたのか先日のラピュタ阿佐ヶ谷のモーニングショーの最後の脱走を見に来た老人が、この映画を反戦映画だと大声でしゃべっていたのが可笑しかった。この映画の前に同じ谷口千吉監督で暁の脱走という映画があり、この映画は紛れもない反戦映画だったが、この映画が大ヒットしたので東宝は同じような映画を作れば儲かると前作が白黒だったのをカラーにして、前作が池部良、山口淑子主演だったのを鶴田浩二、原節子という当時の東宝のトップスターにしておまけにアクションシーンもたっぷり入れて作った娯楽映画なんだけどあっしよりも年上なのになぜわからないのかなあ。