本作は革命だ❗あの緩くて子供だましの昭和ガメラシリーズをなんともリアルで大人の観賞に耐える良質の怪獣映画に変えてくれたんだから。しかも金子修介監督は昭和ガメラシリーズへのリスペクトも忘れない。ファーストシーンに大映スター本郷功次郎を使い、ギャオスを初めて発見する警察官に蛍雪次朗を使うこだわりだ。わからない人の為に説明すると昭和ガメラシリーズでギャオスを初めて発見するのが大映の大部屋役者の蛍雪太郎、この人は死んでいるので弟子の蛍雪次朗を使ったのだ。あっし的にはギャオスを攻撃しない自衛隊に何故攻撃しないかを問えば自衛隊は専守防衛、相手が攻撃しない限り自分達から撃てないんだと答えるシーンだ。