また訃報だ。矢島先生が亡くなった。矢島先生は那須塩原のお医者さんだ。落語が好きな人で自宅近くのお寺を借りて落語会をやっていた。あっしが宇都宮で川柳師匠と二人会をやったのを聞きに来てあっしと川柳師匠を別々な自分の落語会に呼んでくれた。ギャラが物凄く良くてしかも新幹線が往復グリーン車を取ってくれたお客さんの鑑のような人だった。何故か立川抜志先生に敵意を燃やしていた。天狗連でしょ。と見下していた。開演前の挨拶で小咄やったのだが田舎の人とは思えないセンスの小咄だった。あっしはまた呼んでもらいたくて毎年夏に浅草ほおずき市のほおずきをお中元として送っていたがその度に丁寧なお礼状とお返しを送っていただいた。ここ2年コロナ禍でほおずき市が中止となり連絡出来ない❗いたのだが亡くなったとは、67歳とまだ若いのに、今年は本当に身近な人が亡くなるので寂しくてならない。合掌。土曜日は川柳師匠、前田五郎師匠だけでなく矢島先生も偲んで先生がやった小咄をやってみよう。