立川談志は川柳川柳を認めていなかった。いつもガーコンしか演らない川柳師匠を向上心の無い奴は芸人じゃあない。乞食だとまて言い切った。しかしその裏に必ず爆笑を取る川柳師匠への嫉妬があったとあっしはみていた。あっしの事を好きでいてくれた。あっしの才能を認めていてくれた。会う度にけとちゃんと呼んでくれた。毛唐だからけとちゃん、前田五郎師匠だけじゃなく川柳師匠の事もあっしが語り継いで行かなくては。この師走は川柳の芝浜を全国で演ろう。