大根役者の中村梅玉だが伊勢音頭の福岡貢は何度も演じているのでまあまあ見られる。脇も時蔵、又五郎、扇雀、梅枝と揃い悪くないのだが如何せん客が入っていない。あっしの見るところ二割五分の入りだ。国立劇場は独立採算性なんだから少しは座組と演目を考えてくれなくちゃあ。終演後に外に出ると大勢の人が待っていた。小室眞子が通るらしいが見ても仕方ないのでそのまま帰ってきた。